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2007年1月

2007/01/31

Windows Vistaへアップグレードは必要か 4

これまで、Windows Vista導入の問題点などを書いてきましたが、今回はVistaが昨日発売されての感想です。

といっても、使ってみての感想ではありません。

私は当分導入するつもりはありませんから。

まず第一の感想は、「ああ、やはりね」という感じです。

予想通りの混乱が起きているようです。

ニュースを見ても、一部の銀行のネットバンキングが出来ないとか、プロバイダのサービスが一部使えないとか。

銀行などに検証用Vistaが配布されたのは昨年11月とのこと。

おまけに、検証用Vistaと発売されたものとは一部プログラムが変わっているそうで、対応が間に合わなかったとしても仕方ないことです。

ソフトやハードウエアのドライバ等も、対応が間に合っていないものも多いようです。

NTT光プレミアムのツール(「スタートアップツール」「セキュリティ対策ツール」等)も対応は2~3月になるようですし、これから色々なところからトラブルが出てくる予感がします。

予感と言うより、間違いなく出てくるでしょう。

これらの対応にかなり時間がかかるものも多いと思います。。

早速導入しようとしている人、もうすでに買った人は相当覚悟をした方が良いようです。

前回までに書いたように、サービスパックが出てから導入した方が良いようですね。

某パソコン雑誌に付いていたCDで、デモビデオを見ましたが、確かに見た目は美しそうです。

しかし、見た目だけで、機能そのものはそんなに魅力を感じませんでした。

セキュリティが強化され、メーラーに迷惑メール対策などが付いているといっても、やはりセキュリティソフトは必要なわけだし、画像ファイルなどが簡単に検索できるとかを大々的に強調されていますが、結局検索用タグを付けなければならないわけだし、そんなに便利になったとも思えないのですよね。

とは言っても、いずれはVistaを使わなければならないわけですよね。

Windows XP Home Editionのサポート期間も延びたわけですから、混乱が落ち着いてからゆっくりと導入されることをおすすめします。

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Windows Vistaへアップグレードは必要か 3

前回に続いて、Windows Vistaを導入するに当たっての問題点について考えてみます。

安定して動くのか?
どんなソフトでもバグはつきものです。
特に大きな変更が加えられたものは、どのようなバグなどがあるか分かりません。
前回のWindows XPへのアップグレードは、Windows Meから見れば大きな変更のように見えますが、実際にはWindows 2000からのアップグレードであり、そんなに大きなバージョンアップとは言えません。
しかし、2001年11月に販売開始されて、翌2002年9月にはサービスパック(SP)1が公開されています。
つまり、その期間にバグフィックスや修正がかなりの量行われたわけです。
さらに、SP2がリリースされて現在に至っているわけです。
今回のWindows Vistaの場合かなり大きな変更であり、今後XPの時より多くのバグの修正等が行われるかもしれません。
Microsoftでは、すでにSPのリリース準備を進めていると言われています。
http://japan.cnet.com/news/ent/story/0,2000056022,20341375,00.htm
Vistaがいくらセキュリティを強化したと行っても、セキュリティは常に破られるものであり、いずれ修正プログラムがリリースされるでしょう。
このようなことを考えれば、今回も安定して動くにはある程度の時間がかかるでしょう。
少なくとも最初のSPがリリースされるのを待ってアップグレードしても遅くはないでしょう。
ちなみに、私はWindows XP発売の時、SP1がリリースされてから、XPを導入しました。
今回もそのつもりです。

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2007/01/29

Windows Vistaへアップグレードは必要か 2

今回は、Windows Vistaを導入するに当たっての問題点について考えてみます。

パソコンの問題
Vistaは一般向けに、「Home Basic」「Home Premium」「Business」「Ultimate」の4種類が発売されます。
「Home Basic」なら、Windows XPが動く程度のスペックで動作可能なようですが、「エアロ」が使えない等XPと大して変わらずアップグレードするメリットは大きくないと言えるでしょう。
他の3種類は、高性能のパソコンが要求されます。
快適に動かすためには、特にメモリ及びグラフィックボードに高性能を要求されます。
メモリは2GB、グラフィックボードはビデオメモリが128MB以上(できれば256MB)が必要なようです。
ごく最近発売されたパソコンは別として、2~3年前まではWindows XP搭載で、メモリ256MB、ビデオメモリ32MB程度のパソコンがごく一般的に発売されていました。
これらのパソコンではメモリの増設やグラフィックボードの交換を行わなければ、Vistaを快適に使うことは出来ません。
メモリの増設は可能かもしれませんが、グラフィックボードの交換は難しいパソコンも多いと思われます。
特にノートパソコンや省スペース型のパソコンでは、グラフィックボードの交換はほとんど不可能でしょうし、メモリ増設も難しいものもあります。
一般的に市販されるメーカーのパソコンは、OSがバージョンアップされたとき、バージョンアップ当初はOSが求めるスペックぎりぎりの性能のものが多く発売され(一部最高性能のものを除き)、次第にメモリ等の価格が下がってきて、より高性能なパソコンが発売される傾向があるように思います。
Windows XPが発売された時にも、発売当初は上記のように、メモリ256MB、ビデオメモリ32MB程度のものが多く売られていましたが、次第にメモリ512MB、ビデオメモリ64MB程度のパソコンも多く発売されるようになりました。
もし新しく買うことを検討されるなら、出来るだけ高性能(特にメインメモリとビデオメモリ)な機種を選ぶか、しばらく待って安くなってから購入するかを考えるのがよいのではないかと思います。

周辺機器・ソフトの対応
パソコン本体だけでなく、プリンタ・スキャナ等の周辺機器やソフトウエア等もWindows Vistaに対応するかどうかチェックする必要があります。
最近発売されたり、バージョンアップされた周辺機器・ソフトウエアは比較的早くに対応ドライバや修正プログラムがリリースされるでしょう。
しかし、数年前に発売された周辺機器の中には、Vistaに対応しないものも出てきます。
私の使っている周辺機器の中にも、2001年3月に発売されたスキャナは対応予定なしとメーカーのWebサイトには発表されています。
約6年前の製品ですが、まだ十分に使用可能であり、これを買い換えるのははっきり言って非常にもったいないと感じています。
ソフトウエアにしても、毎年バージョンアップ毎に新しいバージョンを買っている人はそんなに多くはないと思います。
今回のWindowsのバージョンアップは非常に大きな変更ですから、機器・ソフトメーカーが対応してくれなければ動かなくなるものはたくさんあるものと思われます。
各メーカーのWebサイト等で確認して、Vistaに対応するかどうか確認してから、Vistaの導入を行いましょう。
周辺機器などを十分使って、もう買い換えても良いと思う時期にきてから、Windowsのバージョンアップを行っても良いのではないかと思うのです。

企業・学校等の対応
企業などでは、数年前に比べてパソコンの保有台数も遙かに増えています。
多くの企業で一人一台を保有という時代になっています。
この事は、企業にとってはWindowsのバージョンアップを行えば以前に比べて、遙かに大きな費用負担になるわけです。
特に今回は、Windowsのバージョンアップによって、パソコン本体を買い換えなければならないケースがほとんどだと思われます。
このようなことから、直ちにWindows Vistaを導入する企業等は少ないのではないかと言われています。
また、学校のパソコンもすぐにVistaを導入することは非常に難しいでしょう。
会社の仕事の続きを家庭で行う人や、学校と家庭とでパソコンを使う人にとっては、これは大きな問題となる可能性があります。
多くのソフトウエア等は、下位互換性を持たせているとはいえ、家庭でVistaで作った書類等のファイルが会社や学校のパソコンのソフトでうまく表示されなかったり、場合によっては開くことが出来なかったり、又その逆のケースも起こりうる事になります。
家庭や小規模オフィス等で、Vistaで作ったファイルを企業等に送ったりした場合にも同様のことが起きる可能性があります。
子供さんが、家でパソコンの練習をして、学校のパソコンと操作方法が異なり戸惑うなどということもあるかもしれません。
いずれは、企業や学校でもVistaが導入されるようにはなるでしょうが、早急に変わるとは思えないことから、あわてず、ある程度の時期が来てからバージョンアップを行っても遅くはないと思います。

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2007/01/28

Windows Vistaへアップグレードは必要か 1

1月30日にWindows XPの後継OSであるWindows Vistが発売開始となります。
新しくパソコンを買う人は別として、果たしてどの程度の人がアップグレードするのでしょうか?
私は当分アップグレードするつもりはありません。
アップグレードを考えるに当たって、チェックすべき点を数回に分けて書いてみます。
新機能は今必要なのか
Vistaについて色々な特徴・新機能が紹介されていますが、一言で言えばセキュリティの強化と3Dインターフェイス「エアロ」等のユーザーインターフェース・グラフィック機能と言うことになるでしょう。
ゲーム等のパワーユーザーはアップグレードする必要があるかもしれませんが、通常のビジネスソフト等の使用が多い一般ユーザーにはそれほど急いでアップグレードする必要はないように思います。
私の主な用途は、ワープロ等のビジネスソフト、ホームページ制作のためのグラフィックソフトの使用等ですが、今のXPで十分に動いてくれます。
多くのソフトを立ち上げて、切り替えが容易に出来るとかのメリットにしても、タスクバーをクリックしたり、「Alt + Tab」キーを使用する今までの方法から、それほど便利になったと思うかどうかはユーザ次第でしょう。
画像処理機能などが搭載されていると言われていますが、これについても今画像処理ソフトを持っている人なら、必要ない機能でしょう。
このように新機能といっても、他のソフトで対応できる機能はあります。
そのようなソフトを持っていたり、フリーソフト等で対応できる機能もあります。
今回新機能として紹介されている機能を十分に働かせるためには、多くのユーザはパソコン自体をかなりの費用をかけてアップグレードするか、新しく買い換える必要があるでしょう。
パソコンはいずれは買い換える必要のあるものですから、その時になってVista搭載のパソコンに買い換えればよいことです。
Google等の検索サイトで「Windows Vista 新機能」等のキーワードを使って検索してみると、新機能、強化された機能などを調べることが出来ます。
ここで、新機能、強化された機能などが早急に必要なものか十分検討してみましょう。

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2007/01/24

Windows XP Home Edition サポート期間延長

今日(2007/1/24)のNHK番組「クローズアップ現代」で報じられていました。
Windows Vistaの発売後2年でサポートを打ち切ると言っていた、Windows XP Home Editionのサポート期間をXP Professionalと同様に2014年まで延長する事になったようです。
私はProfessionalを使っているので問題なかったのですが、「たった2年でサポート打ち切るなんて、なんと横暴な」と以前から怒っていました。
一安心です。
日本で多くの人から、苦情があったから決定したとのことでした。
今日パソコンを買った人は、本当に2年しかサポートを受けられなかったのですから。
苦情があって当然です。
サポート期間延長は当然です。
以前から、この問題で誰も文句を言わないものだと不思議でしようがなかったのです。
やはり苦情は寄せられていたのですね。
「クローズアップ現代」では、自治体や学校など多数のパソコンを持つところで、大変な苦労をしていること、そして、Linuxを導入した自治体のことなどが報じられていました。
久々に、NHKのこの番組に一人で拍手を送っていました。
本当なら、もっともっと多くの大企業などからMicrosoftに苦情が行って当然だと思います。
また、パソコン雑誌などでもっと大々的にこの問題を取り上げても当然だったと思います。
多くの車や家電などの耐久消費財は、販売終了後も5年、10年という単位で部品などを提供しサポートを続けています。
パソコンのOS(Windows)は、はっきり言って異常です。
私は、パソコンのサポートなどの仕事をしていて感じているのですが、一般パソコンユーザの大部分はWindows Vistaに換える必要などないと思っています。
ほとんどの方々の利用方法なら、Windows XPや98,Meで十分です。
OSメーカーの勝手で、多くの方々がよけいな出費、よけいな悩みを抱えなければならないことに本当に怒りを覚えます。
どこかのパソコンメーカーで大々的に、Linux搭載パソコンでも売り出してくれると嬉しいのですが。

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