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2007年6月

2007/06/07

パソコンと休憩

社会保険庁の問題で、社会保険庁と組合で「組合員は45分仕事をすれば15分休憩」という取り決めがあったと批判されています。
確かに社会保険庁や自治労についてはいろいろ問題がありますが、この取り決めは必要なものではないかと思うのです。
45分で15分がよいのか、一時間で10分がよいのか、そのあたりは議論の余地がありますが、端末操作についてはこの程度の休憩が必要だと思います。
私は約5年前に退職するまで、ある企業に勤務していました。
その企業で、ワープロも含めて20年以上コンピュータ端末を操作していました。
特に最後の15年くらいは、一日中コンピュータの前に座っての仕事でした。
私は、常に一時間仕事をすれば5~10分くらいは休憩を取っていました。
休憩中はできる限り、窓から外の遠くを見るように心がけていました。
退社後も、一日中パソコンを使う仕事をしており、今でも必ず休憩を取るようにしています。
目の疲労防止のためにはこの程度の休憩は絶対に必要だと思います。
2時間も3時間もコンピュータ端末と向かい合って仕事をしていれば、目は非常に疲れ、長期間この状態が続けば、視力の低下はさけられません。
腱鞘炎の危険も間違いなくあります。
1時間ごとに5~10分程度休憩して、目を休め、ストレッチを行うなどして身体を伸ばすことは絶対に必要なことです。

最近は、誰もがコンピュータを操作し、中には一日中コンピュータの前という人も多くなっています。
しかし、このような休憩をしっかり取り入れているところは少ないのではないかと思います。
特に派遣社員の方などは、会社に強く言うことも難しく、しっかり休憩を取ることは難しいのではないかと思います。
社会保険庁問題で、この休憩の話は何度もテレビ報道で見ました。
社会保険庁のサボりの例として、悪いことだとの報道です。
確かに、社会保険庁のサボりの体質は問題であり、組合と色々問題のある取り決めもあるのですが、この休憩の取り決めについては決して悪いものではなく(休憩時間などの議論はさておいて)、むしろIT時代の今、必要なことではないかと思うのです。
そして、この取り決めが一般企業ではあり得ない悪いことのように報道されていると言うことは、多くの一般企業ではこのような休憩が与えられていないのではないかと思います。
私が会社に勤務していた頃、端末操作では腱鞘炎や眼精疲労などの問題があり、コンピュータ端末の操作担当者は、定期健康診断でも通常の社員より多くの検査項目を受けるように会社は計らってくれました(後に一般社員も健康診断項目が変わり、特別待遇はなくなりましたが)。
しかし、最近になってコンピュータを導入した企業や、新興企業がこのような対策を講じているか疑問です。
この休憩に関する問題だけは、むしろ一般企業でも取り入れるべきです。
決して悪いことではなく、むしろ必要なことだと思います。
これは企業に限ったことではありません。
家庭でもパソコンに向かい合う時間はだんだん長くなってきていると思います。
両親は、子供がパソコンに向かいっぱなしになっていないか、注意をしてあげる必要があるでしょう。
誰もがパソコンを扱うようになった今、今一度このような健康の問題を考えてみる必要があるのではないでしょうか。

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