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2008年1月

2008/01/29

Windowsメール

迷惑メールフィルタ

Windows Vistaになって、付属のメールソフトがOutlook ExpressからWindowsメールに替わりました。
WEindowsメールについて、マイクロソフトは「フィッシング詐欺検出機能」と共に「迷惑メール フィルタ」を新機能として強調しています。
そこで、どの程度の機能なのか、どの程度有用なのかを調べてみました。

複数持っている私のメールアカウントの中から、特に迷惑メールが沢山送られてくるアカウントを選び、私が常に使用しているメールソフト「Shuriken」と「Windowsメール」で次のような比較テストを行いました。

  • メールのコピーをサーバに残す設定にして、二つのソフトで同時にメール受信を行う。
  • Windowsメールは「迷惑メールのオプション」で処理レベルを「高」に設定して、「差出人セーフリスト」にアドレス帳にあるメールアドレスを設定。
  • Shurikenは「学習型迷惑メールフィルタ」を使用し、「ホワイトリスト」にアドレス帳のアドレスを使用する、「基本フィルタもブラックリストとして使用」ように設定。
  • いずれのソフトでも、迷惑メールを受信しても、「受信拒否リスト」「ブラックリスト」に追加登録を行わない。
  • 人によって迷惑メールの判断は異なりますが、アダルト・出会い系の勧誘メール、ドラッグ等の宣伝メール、頼みもしない宣伝メール等は全て迷惑メールに数えます。

こうして1週間のテストを行った結果は次のようなものでした。

日付 受信計 正規 S正規 S迷惑 W正規 W迷惑
1/20 56 6 6 50 14 42
1/21 42 7 7 35 8 34
1/22 43 5 5 38 8 35
1/23 49 2 2 47 7 42
1/24 47 1 1 46 5 42
1/25 54 6 7 47 11 43
1/26 46 5 5 41 11 35

*正規:真に迷惑メールでないメール
*S正規:Shurikenが正規メールと判断した数
*S迷惑:Shurikenが迷惑メールと判断した数
*W正規:Windowsメールが正規メールと判断した数
*W迷惑:Windowsメールが迷惑メールと判断した数

Windowsメールの迷惑メールフィルタがどのようなデータを持っているのかは知りませんが、かなり正確に迷惑メールを判断しているようです。
特に、「差出人セーフリスト」にない正規メールを迷惑メールと判断しないというのはかなり精度の高いフィルタであり、迷惑メールと判断したメールの中に正規のメールが含まれていなかったのには驚きました。
しかし、Windowsメールは明らかにアダルトサイトへの勧誘メールのようなものを正規のメールと判断するものが数件見られます。
Windowsメールでは、このようなメールを迷惑メールと判断させる方法は「受信拒否リスト」に登録することのみです。
しかし「受信拒否リスト」に迷惑メールのアドレスを登録する方法は、あまり効果を期待できません。
迷惑メールの発信者は、メールアドレスを度々変更したり偽のアドレスを使って送信してくるので、登録したアドレスは有効に働かないからです。

一方Shurikenにも「ブラックリスト」に登録をすることも出来るのですが、その他に迷惑メール受信時に迷惑メールと指定するだけでその特徴などを学習して、以後迷惑メールと判断する学習機能があります。
私は、「ブラックリスト」は全く使わず、この学習機能だけで使用していますが、上の表のようにほぼ完璧に迷惑メールを振り分けてくれます。

Windowsメールの「迷惑メールフィルタ」機能は、かなりの高精度で迷惑メールを排除してくれますが、この機能だけでは正常なメールと判断されたメールに、常に何割かの迷惑メールが混在することから逃れることは出来ないと思われます。
より精度を上げるには、迷惑メール対策の施された他のメールソフトを使用することをお勧めします。

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2008/01/14

Windowsの終了

Windowsパソコンの終了は通常デスクトップから終了ボタンを押して終了します。
Windows XPならスタートメニューから「シャットダウン」ボタンをクリックします。
Windows Vistaでも同様にスタートメニューから「終了ボタン」をクリックします。
VistaもXPも同様の操作を行うのですが、XPの場合は「シャットダウン」ボタンをクリックすると、「シャットダウン」「ログオフ」「キャンセル」等の選択を求める画面が表示され(設定によって選択肢は変わることがありますが)、「シャットダウン」を選択しないと終了しません。
うっかり「スタート」から「シャットダウン」をクリックしてしまっても、次の選択画面で「キャンセル」を選択すればシャットダウンを中止することが出来ます。
ところが、Vistaでは「スタート」から「終了ボタン」をクリックしてしまうと、『何の確認もなく』終了(標準設定ではスリープ)してしまいます。
終了するつもりが無い時に、ついうっかり「終了ボタン」をクリックしてしまっても、とりあえず終了動作が終わるのを待って、再度開始しなければなりません。
私はパソコンの仕事が終わって、「終了ボタン」をクリックしたとたんに「もう一つインターネットで調べておかなければならなかったんだ」というようなことがよくあります。
XPなら、終了のキャンセルをクリックすれば良かったのですが、Vistaではそうはいきません。

そこで、少々余計な操作が必要ですが、スタートメニューの「終了ボタン」を使わずに「終了」する癖を付けることにしました。
「Alt 」キーと「 F4」キーを同時に押して終了する方法です。
元々「Alt 」と「 F4」を同時に押すと、今アクティブなアプリケーションを終了することが出来ます。
だから、デスクトップで他のアプリケーションのウインドウが表示されていない場所か、タスクバーの何も表示されていない部分をクリックしておいて、「Alt」と「F4」を同時に押すと、Windowsを終了することが出来るのです。
シャットダウン選択画面 この操作の場合、Windows Vistaでも左のような「Windowsシャットダウン」の確認ダイアログが表示されます。
このダイアログでは、「シャットダウン」「スリープ」「休止状態」「ログオフ」等の選択を行うことが出来ます。
「キャンセル」ボタンをクリックすれば、終了を中止することも出来ます。
Vistaだけでなく、XPでも同様の操作で終了することが出来ます。

これで「ついうっかり終了」を防止することが出来ます。
私のように、慌て者で「ついうっかり」終了をよくしてしまう方にはお勧めの方法だと思います。

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2008/01/11

Vistaの設定 1 シャットダウンボタン

コンピュータをはじめとするIT業界の排出する二酸化炭素排出量は全世界の排出量の2%だそうです。
これは航空業界の排出量と同レベルだとか。
パソコンを使うのにも、節電に努力をしなければなりません。

Windows Vistaになって、標準状態で「終了ボタン」の動作が変わりました。
Windows XPでは「スタート」メニューから「シャットダウン」をクリックすると「ログオフ」「シャットダウン」「再起動」「スタンバイ」「休止状態」の選択ダイアログが表示され、終了する場合「シャットダウン」を選択するとWindowsが終了して電源が切断されます。
Windows Vistaでは「終了ボタン」をクリックすると、標準設定では「スリープモード」になります。
これは、Windows XPの「スタンバイ」と「休止状態」を合わせたような状態になります。
パソコンの電源が切られるわけではなく、終了時の状態でデータを保持したまま節電状態になります。
電源を切る「シャットダウン」を行うには、「終了ボタン」右の「矢印」ボタンをクリックして、「シャットダウン」を選択しなければなりません。
「終了ボタン」をクリックするよりちょっと面倒です。

再度使用開始する場合、Vistaの「スリープ」からだと2~3秒で開始でき、電源断の状態からの起動に比べ短時間で再開が可能です。
マイクロソフトは「シャットダウン」より、「スリープ」を使用することを推奨しています。
この「終了ボタン」の機能を知った時、電源を切ってしまう「シャットダウン」に比べ、多くの電気電力を消費するのではないかと心配したものでした。
しかし、マイクロソフトをはじめこの件に関するWEBサイトを調べてみると電源を切ってしまうのと消費電力は大して変わらないようです。
電源を切ってしまっても、コンセントを抜いてしまわない限り「待機電力」という微量の電流が流れ続けており、この「待機電力」と「スリープ」時の消費電力は大して変わらないようです。
消費電力が変わらなくて、素早く起動できるなら「スリープ」の方が良いのは確かです。

しかし、私はどうしてもランプがチカチカする状態は好きにはなれません。
本当に、「シャットダウン」と同様の節電になるのか、どうも信用できないのです。
標準状態では「終了ボタン」をクリックすると「スリープ」になるのですが、これを「シャットダウン」になるように変更することが出来ます。
変更は次のように行います。

  1. 「スタート」メニューから「コントロールパネル」を選択。
  2. 左側のメニューから「クラシック表示」を選択。
  3. 「電源オプション」をダブルクリック。
  4. 選択されている「お気に入りのプラン」の「プラン設定の変更」をクリック。
  5. 表示された「プラン設定の編集」画面の「詳細な電源設定の変更」をクリック。
  6. 「電源オプション」の「詳細設定」画面が表れるので、表示メニューから「電源ボタンとLID」の「+」をクリック、さらに下位メニューの「スタートメニューの電源ボタンの操作」の「+」をクリック。
  7. 「設定」の右横をクリックすると表れる選択ボタンから「シャットダウン」を選択して、「適用」「OK」ボタンをクリックして、最後に「コントロールパネル」を終了する。

これで、「終了ボタン」をクリックするとパソコンは「シャットダウン」します。
この変更ついでに、電源プランを自分の使用状態にあった設定に変更されることをお勧めします。
電源プランの詳細設定については次の機会に書くことにします。

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2008/01/06

Vistaを使って3ヶ月

メインパソコンのOSをWindows Vistaに替えて3ヶ月ほどたちました。
使い始めてまもなくの時に一度書きましたが、2ヶ月以上使っての感想を改めて書いてみます。

新しいパソコン、高性能のパソコンになって動作が速くなりそれなりに満足していますが、Vistaになって便利になったとか、使い心地が良くなったと言うことはほとんど無いと言うのが実感です。
セキュリティが強化されたと言われていますが、だからといってセキュリティソフトが必要なくなったわけでもありません。
ユーザーアカウント制御 (UAC)にしても、XPでもしっかりと管理者権限アカウントと一般ユーザアカウントを分けて管理すれば通常の使用では十分だと思います。
エアロ機能で複数のソフトを立ち上げて使用する時に、便利になったと言われていますが、20個も30個ものソフトを同時に使うなら確かに便利かもしれませんが、5個や10個のソフトを使う程度なら、それほど便利になったとは思わないし、かえって透過ウインドウなど見にくいだけです。
使い出してすぐにエアロは使用をやめてしまいました。
Windows Internet Explorer 7の新機能と言われているRSSリーダー機能やタブブラウザ機能にしても、他のブラウザ(FireFox等)では以前からある機能であり、なにも目新しい機能でもありません。
Windowsメールの迷惑メール対策機能なども、すでに他のメールソフトでは以前からある機能であり、多くのセキュリティソフトでももっと優れた迷惑メール対策機能を持っています。
このように、Vistaを使用して良かったと思えるものはほとんど無いというのが実感です。

Vista Home Premium,Ultimateにのみ提供されているWindows Media Centerを使う方は、Vistaになって良かったと思われるかもしれません。
Media Center、エアロなどを使わないなら、Vista Home Basicで十分であり、Vista Home Basicを使うなら、Windows XPで十分であると思います。
Vistaを使って新しいことをするわけでもなく、今までWindows XPで使っていたソフトをVistaに入れ替え、今までと同じ仕事をやっているわけですから、Vistaに変わってその仕事が格段に早くなったとか、やりやすくなったのでなければXPで十分なわけです。

私の場合、パソコンサポートやパソコン指導のために、Vistaを使わざるを得ないからVistaを一台買いましたが、そのような事情がなければ、新しく一台のパソコンを買うならWindows XP搭載のパソコンを買います。
今売られていパソコンは、たとえBasicな低価格パソコンでも、数年前のパソコンに比べ遙かに高性能になっています。
Windows XPは販売開始以来6年がたち、非常に安定した、所謂枯れたOSとなっています。
Windows XP発売開始頃に比べ遙かに高性能になった現在のパソコンで、安定したWindows XPを動かすのが最も快適に作業が出来るのではないかと思うのです。
Windows XPは2008年6月まで販売は継続されています。
一般家庭個人向けパソコンは現在ほとんど全てがVista搭載になっていますが、DELLの個人事業主・SOHO向けやeMachines等ではWindows XP搭載パソコンが販売されています。
エンタテイメントやゲームをたっぷり楽しみたい方はWindows Vista搭載のハイエンドマシンを選択されればいいでしょう。
しかしワープロ・表計算と言った基本作業やインターネットでWebサイト閲覧やメール交換程度の機能があれば十分という方は、新しくパソコンを買う場合にも、Windows XP搭載パソコンを選択するのも一つの方法かもしれません。

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