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2009/02/12

三四郎 2009

Just Suite 2009を早速使ってみました。
「一太郎」も色々使ってみたいのですが、まず「三四郎」を使ってみることにします。
「三四郎」はジャストシステム製の表計算ソフトで、いわば日本製エクセルのようなもの。
私も使うのは初めてです。
表計算ソフトは以前は「ロータス1-2-3」を使っていたのですが、世の中エクセルばかりになり、仕事上のファイルのやりとりなどもエクセルばかりになって、やむを得ずエクセルを使っていたのでした。
手始めに、いつもエクセルで作っていた「請求書」や「見積書」を「三四郎」に移行してみました。

エクセルファイルの読み込み

エクセルで作ってあった「請求書」や「見積書」等を「三四郎」で読み込んでみました。
数式・関数はほぼ問題なく読み込み出来ました。
ちょっと問題と言えば問題なのですが、感心したことがありました。
請求書で「ご請求金額 \○○○,○○○円」という欄で、「\○○○,○○○円」は請求項目明細の合計欄を参照して「="ご請求金額" & YEN(参照先セル,0) & "円"」としていたのですが、「三四郎」には"YEN()"という関数が無く「="ご請求金額" & "\" & String(参照先セル) & "円"」のように変換されました。
"YEN()"関数は、文字列としての数字の先頭に"\"を付けてくれるのですが、「三四郎」はこれを「"\" & String()」に変換してしまったのです。
持っていない関数をなんとか変換しようとしてくれたことに感心したのでした。
関数に関してはこのようにほぼ問題なく変換してくれたのですが、書式やセルの装飾に関しては、多少問題を感じました。
「日付」の表示形式が違っていたり、罫線で元々実線であったのが破線になっていたりというのが見受けられました。
ジャストシステムはエクセルとの互換性については力を入れており、互換性については次のように言えるのではないかと思います。

  • エクセルファイルを読み込み、その後「三四郎」で使う場合はほぼ問題ない。
  • 一部のケースで、関数は無効となり結果のみ表示される場合がある。
  • 書式・属性については無効になるものがある。
  • マクロは読み込まれない。
  • 画像枠については無効となる。

又、「三四郎」ファイルを、エクセル形式に変換した場合も同様のことが言えるようです。
マクロなどで複雑に作られたファイルでなければ、参照するだけなら問題ないのではないでしょうか。

三四郎を使ってみて

エクセルファイルを「三四郎」で読み込んで、問題のあるところを修正していったのですが、この過程で気づいた点について記しておきたいと思います。
今回の「請求書」や「見積書」では、数式・関数についてはほとんど修正の必要はありませんでした。
セルの書式において、「日付」「時刻」「通貨」等については、さすがに日本製のソフトです。
例えば「平成21年8月25日 (火) 午後 4時35分」のような表示は、「表示形式」の「日付/時刻」タブで簡単に設定出来ます。
「158923000」と入力されている場合、「表示形式」の設定だけで「1億5892万3000円」と簡単に表示させることが出来ます。
このような表示設定は、エクセルでも「セルの書式設定」の「表示形式」タブで「ユーザー定義」を使ったり、関数を使えば可能なのですが、日本人がよく使う和暦や漢字表記の単位等が簡単に設定出来ます。

列の幅や行の高さも「三四郎」はエクセルに比べ、簡単に正確に設定出来ます。
エクセルでは「列幅」は「選択範囲に合わせる」か「文字数」のいずれかで設定します。
「文字数」も「標準フォントの半角文字数」というもので、印刷などでは設定に非常に苦労します。
「三四郎」では「ミリ」「インチ」「カラム(文字サイズと字間の合計値を1/2にした値)」と3つの単位で設定出来ます。
印刷でテストしてみましたが、「ミリ」単位で正確に印刷出来ました。
行の高さも「ポイント」「ミリ」「インチ」で設定出来ます。
エクセルでは「ポイント(ポイントからインチに変換出来る」のみです。

罫線を引いた表などでは、読みやすくするために、セルの左右に余白を入れたい時があります。
これはエクセルでは、スペースやインデント以外の方法では不可能です。
「三四郎」では「ミリ」「インチ」「%(パーセント)」で自由に設定出来ます。
これらは今回の「請求書」のように、印刷して使う場合には非常にありがたい機能です。

このように、「三四郎」は日本人がよく使う機能・表示などを、面倒な関数などを使うことなく簡単に行うことが出来ます。
さすが日本人が作ったソフトだと、感心しました。

まだ一週間ほど使っただけなのですが、高度な作業ではまだはっきりわかりませんが、通常の表計算なら、「三四郎」はエクセルと同等(場合によってはそれ以上)に使えるソフトだと思います。

これだけの機能を持っていて、価格は通常版で5,000円前後、優待価格なら3,000円程度ですから、エクセルとは比べものになりません。
確かに、今ではほとんどの方がエクセルを使うようになり、仕事の関係上エクセルを使わざるを得ないという方が多いと思います。
しかし、そのような制約を受けないのなら、私は「三四郎」を勧めたいと思います。
私自身も、仕方なくエクセルを使っている一人ですが、今後は「三四郎」メインに使い、仕事上やむを得ない場合のみエクセルを使うことにします。
今使っているのは「Excel 2003」ですが、使い続けられる限りエクセルのバージョンアップは行わないつもりです。

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