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2010/04/19

マイクロソフト製メールソフトのフォント設定

最近「Windows Live Mail」のテストを行っています。
「Windows Live Mail」は「Outlook Express」「Windowsメール」の後継になるマイクロソフト製のメールソフトです。
「Windows 7」を使用されている多くの方は、「Windows Live Mail」 を使用されており、「Outlook Express」等から乗り換えられた方も多いと思います。
そのため、「Windows Live Mail」もテストしておかなければならないので始めたわけです。。

このテスト中に、思いがけないことに気づきこのブログを書くことにします。
次の2つの画像を見て下さい。

画像1
画像1

画像2
画像2

これらは、送られてきたメールの一部を画面コピーしたものです。
画像1は、私が普段使っているメールソフト「Shuriken」での表示画面です。
画像2は、同じメールの同じ部分を「Windows Live Mail」で表示した画面です。
随分違うことに気付かれると思います。
画像2ではなぜか表示が崩れている様に見えます。
私は、いつも画像1の様な画面を見ていましたから全く気付かなかったのですが、今回のテストで何か変だぞと思ったのです。
Outlook ExpressやWindows Live Mailを利用していた方の多くが、画像2のような崩れた表示を見ていたのです。

原因の話の前に、フォントの話をしておきましょう。
フォントには「等幅フォント」と「プロポーショナルフォント」があります。
「等幅フォント」は、各文字の幅は同じようにデザインされています。
次の画像のように表示されます。
等幅フォント
一つ一つの文字として読みやすく、改行・スペース・タブなどでも、文字が揃い読みやすくなります。

一方「プロポーショナルフォント」は文字によって幅が異なります。
次の画像のように表示されます。
プロポーショナルフォント
「っ」「ャ」などは文字幅が小さくデザインされています。
一連の文章として、美しく見え、読みやすいと言えるでしょう。

そこで、画像2の表示が崩れている原因の話です。
この例では、「┌」「┐」「│」等の罫線用文字を利用して、文字を囲み強調しているのです。
この場合等幅フォントなら、罫線用文字を囲みに利用しても、全ての文字幅が一定のため、綺麗な囲みになります。
一方、プロポーショナルフォントでは、文字によって幅が異なる事があるため、囲みがずれてしまうのです。
つまり、画像1は「等幅フォント」で、画像2は「プロポーショナルフォント」で表示されているのです。

このように、メール(特にメールマガジンなど)では等幅フォントの特長を生かし、罫線文字や記号文字(*、=、/等)スペース等を利用して、タイトルの強調や行末をそろえるなど、より読みやすい工夫を凝らしています。
そのために、メールソフトは等幅フォントで表示するように設定しておく方が、送信者の意に沿う表示となるのです。
プロポーショナルフォントでは、表示が崩れることがあるのです。

しかし、多くの方が使っておられる「Outlook Express」「Windowsメール」や「Windows Live Mail」は「初期設定」が「プロポーショナルフォント」になっています。
多くの外国製メールソフトは、プロポーショナルフォントに初期設定されているようです。
アルファベットでは、プロポーショナルフォントの方が読みやすいからだと思われます。
最初に示した「Windows Live Mail」での表示の崩れも「プロポーショナルフォント」に初期設定されていたのが原因だったのです。
しかし、外国製メールソフトでも、日本語化して日本で使用するようにして配布しているのですから、等幅フォントに初期設定を変更しておいてくれてもいいように思うのですが、どうやらそんなことは気にせずに配布しているようです。

と言うわけで、多くの方が使用しておられる「Outlook Express」等のマイクロソフト謹製ソフトも、ぜひ「等幅フォント」に設定変更されることをお勧めします。
ここでは、変更方法を「Windows Live Mail」を例にとって説明しますが、「Outlook Express」や「Windowsメール」も同様に変更できます。

  1. 「Windows Live Mail」を起動し、「メニュー」(表示されていない時は「Alt」キーを押すと表示されます)から「オプション」をクリック。
  2. 「オプション」画面で「読み取り」タブをクリック。
  3. 「フォント」ボタンをクリック。
  4. 「フォント」画面の「MS Pゴシック」になっているものを全て「MS ゴシック」に変更する。
  5. 「OK」ボタンを押し、「オプション」画面に戻る。
  6. 「オプション」画面の、「メッセージはすべてテキスト形式で読み取る」にチェックが付いていない場合はチェックを付けておくことをお勧めします。
  7. 「オプション」画面で「OK]をクリック。

これで設定変更は完了です。

私はメールを使い出した当初は「Becky! Internet Mail」を、そして最近数年は「Shuriken」を使用しており、何れも表示フォントは「等幅フォント」に初期設定してありました。
マイクロソフト謹製のメールソフトは一度も使ったことはありませんでした。
パソコンサポートなどで、お客様のメールソフトの設定は何度となく行っているのですが(多くがOutlook ExpressやWindowsメール)、フォント設定については、いつも初期設定のままにしていたので、気付かなかったのです。
もっと早く気付いて、変更のご案内をすべきでした。

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