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2010/07/07

Google日本語入力って?

他のサイトで「ATOK」について書いているので、色々ネットで日本語入力ソフトについて調べていました。
そこで、「Google日本語入力」というのがあったのですね。
日本語入力ソフトは「ATOK」以外興味がなかったので、知らなかったのですが、Googleは昨年にベータ版を発表していたのでした。

とりあえず、ネットで調べてみました。
そして、試しにダウンロードして、インストールしてみました。
ネットなどを見ても、「MS-IME」より変換効率が良いなどと言う評価がかなりあります。
実際にテストを行ってみても、確かにそうかも知れません。
ネットから膨大なデータを収集して、変換データとしているようです。
どうやら、売りは「サジェスト」機能のようです。
Google検索のサジェスト機能のように、入力を始めると「サジェスト」機能が働き出し、多くの変換候補が表れます。
ネットでの書き込み時などに、この機能が大変便利だとの評価が多くあります。

しかし、これで良いのでしょうか?
「Google日本語入力」は誤変換・言葉遣いの間違いといったものも含めて、変換候補が雑多に数多く表示されます。
中には、これも文化だという意見もあります。
言葉は時代と共に変わって行くものだという意見もあります。
確かに一部の掲示板やブログなどには、わざと間違った使い方や誤変換をして楽しんでいるのもあるでしょう。
それは、ある意味で文化かも知れません。
そして、正しい変換をすれば、学習機能はあるのですから、次回からは正しく変換されます。
正しく使えば、それで良いのかも知れません。

しかし、日本語変換ソフトという、本来正しい日本語変換をするソフトがそれで良いのでしょうか?
「Google日本語入力」は、言い方は悪いかも知れませんが、全くメンテナンスを行っていないようなものです。
ただ、ネットからデータを集めただけです。
誤変換や言葉の誤った使い方も、全く指摘してくれません。
メンテナンスは、ユーザーに任されているのです。
メンテナンスを行うユーザーが優れた漢字能力などを持っていればいいのですが、そのような人ばかりではありません。
日本語変換ソフトを信じ切っている人も多いでしょう。
一方、今最も信用のおける日本語変換ソフトと言える「ATOK」では、ジャストシステムが、正しく日本語変換をするように、メンテナンスに長年力を注いできました。
日本語学者・作家・辞書編集者等の専門家が監修されています。

またまた言い方は悪いのですが、「Google日本語入力」のライバルは「MS-IME」です。
どちらも実質無料だからです(お金を支払っても、賢いソフトを求める人ははじめから「ATOK」を求めるでしょう)。
そして、どうやら「MS-IME」よりは賢そうです。
すると、「Google日本語入力」はある程度普及するのではないかと思っています。
一番恐れるのは、「日本語」がますます乱れることです。
良く理解せず、単純に日本語変換ソフトを信じて乱れた書き方をしているのではないかと思われる文章も多く見かけます。
例えば、よく例に出される「濡れ手で粟」を「濡れ手で泡」や、「興味津々」を「興味深々」と真面目に書いていると思われる文章を見かけます。

「Google日本語入力」は、「MS-IME」より変換効率も良く、賢いのだから、否定はしません。
でも、やはり人間によりメンテナンスは必要ではないかと思うのです。
無料だから文句は言えないのですが、出すのなら、正しくメンテナンスして出して欲しいものです。
ユーザーも、無料だから飛びつくのではなく、内容を良く吟味し、理解して使用して欲しいものだと思います。

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