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2011/01/28

デジタルデータの保存・管理

部屋を掃除していると、1枚のフロッピーディスク(FD)が出てきました。
貼ってあるラベルを見ると、10年ほど前のパソコンデータです。
数年前に、過去のFDに保存してあるデータはCDRやDVDに移して、FDを廃棄したので、その時に処理を忘れた1枚が出てきたのだと思います。
サブマシンとして使っているパソコンにはまだフロッピーディスクドライブ(FDD)が付いているので、データを見てみようとFDを挿入してみましたが中身を見ることが出来ません。
どうやら、FDがお亡くなりになっているようです。
FDは10年くらいで寿命が来るのかと驚かれるかもしれませんが、早いものは数年で読めなくなってしまったこともあります。
そんなに悪条件の中で保存していたわけでもないのですが、結構早く寿命が来る場合もあります。
今回出てきたFDはそんなに重要なデータでもないので、諦めることにしますが、もし重要なものだったら大変です。

デジタルデータは、劣化せず半永久的に保存できるなどとよく言われます。
古い芸術作品や文書など様々なデータをデジタル化して保存することも行われています。
紙などより、保存性がよいということでしょう。
確かに間違ってはいないと思います。
しかし、絶対ではないのです。
特に、個人的な文書などを保存する場合は十分な注意が必要です。
最初に書いたFDの例もあります。
FDがたとえ生きていても、FDDが付いていないパソコンが増えており、何れはFDDなど何処をさがしても見つからず、処理のしようがない時が来るでしょう。

例えば、紙ならたとえ黄ばんできたり、一部破れかかっても、とにかく破って捨てない限り存在します。
そして、人間の目で見ることが出来ます。
細かい部分は、ルーペを使ってでも見ることが出来ます。
しかし、デジタルデータにした場合はどうでしょう。
大切な絵を、スキャナで撮ってJPGで保存したとしましょう。
後になって絵を見るためには、JPGを読めるソフトウエアが必要です。
JPGが永久的にサポートされているという保証はありません。
JPGを読めるソフトウエアが永久にあるという保証はありません。
保存を、CDRに記憶させておくとしましょう。
CDRも永久的にサポートされているとは限りません。
数年で読めなくなってしまった経験もあります(CDRの品質が悪かったのかもしれません)。
何時までも保存できる保証はありません。
永久的に保存するためには、これらのサポートが無くなる前に、新しいフォーマットに変換して保存し直す必要があります。
また、何らかの事故で読めなくなる前に、バックアップも必要です。
国家的に重要な文書や、そこまで言わなくても一般的に重要なものなら、永久的に保存し直す作業がどこかでなされるでしょう。
しかし、個人的なデータはそんな保証はありません。
紙等なら、そんな努力はしなくても、放って置いても、とにかく存在する可能性はあります。
デジタルデータは忘れられると、かえって2度と見られないこともあり得ると思うのです。
場合によっては、保存メディアにパスワードをかけておいて、パスワードをかけた人間が死んでしまって、2度と日の目を見なくなるなんて言うこともあるかもしれません。

デジタルデータは、紙などの以前のデータ保存方法以上に注意して扱わないと、ひどい目に遭うことがあると自分に言い聞かせたのでした。

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