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2011/10/28

Windows XP 発売10周年

少々古い(ほんの数日)話ですが、2011年10月25日で「Windows XP」が発売10周年を迎えました。
分析会社のNet Applicationsのサイトによりますと、2011年9月時点で世界のOSシェアは、トップがWindows XPで47.29%、2位がWindows 7で30.36%だそうです。
発売から10年になり、2世代前のWindows XPがトップシェアで、発売から2年の最新OSが2位に甘んじているのです。
「Microsoft は、この長く人気を保ち続ける同 OS の利用者が減少してくれることを本気で願っているようだ」と「japan.internet.com」のWebサイトには書かれています。
さらに「japan.internet.com」は、「業界関係者は Windows XP がここまで長寿になってしまった原因は、ユーザー側の問題というよりは、 Microsoft が Windows XP の後継 OS としてリリースした Windows Vista の完成度が低かったことにあると見ている。」とも書いています。

しかし、私はもっと大きな理由があるように感じています。
私自身、現在Windows XPパソコンを2台、Windows 7パソコンを一台使用しています。そこで、特別新しいソフトを使うとか、新しいことを行いたいためにWindows 7を使うと言うことはありません。ワープロで文書を作成するとか、インターネットで何かを調べるとか、メールのやりとりを行うとか、色々な目的でパソコンに向かっています。仕事のほとんどの時間、パソコンに向かっています。その中で、Windows 7でないと困るということは全くないのです。Windows XPパソコンだけになったとしても、ちっとも困らないのです。Windows Vistaや7を使うようになったのは、仕事でパソコンを人に教える時に、新しいパソコンを知っておく必要があるからです。他に、Windows Vistaや7を使う理由は見当たりません。
同様に、Windows XPを使い続けているユーザーにとって、パソコンが壊れることでもなければ、べつにWindows 7パソコンに買い換える必要などありません。Windows XPで、何も困らないのです。
パソコンが普及し始めた頃は、年々OSもアプリケーションソフトも進歩して、短いスパンでバージョンアップが必要でした。しかし、Windows XPが発売された頃には、大部分のアプリケーションソフトは現在のものとほとんど変わらないレベルに達していました。最新のソフトでも、10年前のソフトでも、使用結果はほとんど変わりません。当時のソフトは、今でも十分使用に耐えるのです。もっと言えば、最新の肥大化した重たいソフトより、遙かに軽くサクサク動くソフトが沢山あるのです。そのようなソフトがまともに動いてくれれば、OSは何でも良いのです。
1ギガバイト程度のメモリーで十分動き、その上でサクサク動くソフトと同じ作業をするために、何故4ギガバイトものメモリーを要求するWindows 7の上で動く、重たいソフトを使う必要があるのでしょうか?
Vista、7になって、ガジェットやWindows Aeroなど、大して役に立たない機能が増え、メモリーばかり食うようになりました。Windows XPとその上で動くソフトで十分な機能があるのに、何も肥大化させて重たくする必要は無いのです。
Windows XPの後継のVistaが悪かったとか言う前に(ひどかったのは間違いないが)、多くの人々にとって、後継など必要なかっただけのことなのです。

もう一つ別の見方をしてみましょう。
マイクロソフトは、「もう10年も経ったのだからさっさとWindows 7に移行しろ」と考えているようですが、後継のWindows Vistaが発売されたのは、2007年1月です。まだ、5年足らず前なのです。Vista発売の少々前にXPを買った人にとっては、まだ5年しか経っていないのです。5年で買い換えさせる必要があるのでしょうか?
スペックによって異なりますが、パソコン一台を買えば数万円から十数万円するでしょう(もっと高価なものもありますが)。通常、電化製品とか、家財道具とかなら、10万円もするものなら、10年くらい使い続けるのはあたりまえでしょう。何故パソコンだけが、数年で買い換えなければならないのでしょう?本当に不思議です。
パソコン黎明期なら、やむを得ないかもしれません。しかし、十分に使えるレベルに達した今なら、10年くらいは使えるパソコン(ハードも、ソフトも)になって欲しいものです。OSを次から次へとバージョンアップさせ、要求するスペックを高くしていくから、ハードのパソコン本体も買い換える必要に迫られるのです。
お金が有り余っているオタク向けの最新スペックのパソコンと、10年使い続けられる基本機能のしっかりしたパソコンに分けていくのも一つの方法かもしれません。
ハードのパソコン本体も、OSも、アプリケーションソフトもそのように二分化してゆくのです。
新機能を求めるユーザーだけが、新機能満載のパソコンを買えば良いのです。
多くの一般ユーザーは、ほしくも無い機能満載の重たいパソコンを度々買い換える必要もなくなり、一台のパソコンを長年かけて使い込んでゆくことが出来ます。
これで、無駄なお金を使うことなく、パソコンを楽しむことが出来ます。

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