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2012/01/29

スマートフォンの普及

今月25日におこった、252万人に影響が出たNTTドコモの大規模通信障害の原因は、スマートフォンの普及に対するNTTドコモの見通しの甘さだったようです。
たしかにスマートフォン(以後スマホ)の普及速度は目を見張る速さです。ビジネスにおいて、スマートフォンの導入により非常に効率が上がる場面が多いのは事実です。ネットを見ても、様々な導入例が紹介されています。私は、すでに会社を退職しているのですが、もし在職していたら、当時行っていた仕事がもっとはかどったのではないかと思うことも多くあります。
しかし、全てが良いことばかりではないと思います。ちょっと気になることもあります。
今回は、その気になることについて書いてみます。

良くネットなどで紹介されているスマホ導入のメリットとして、「営業マンが会社に戻らなくても、資料やメールのチェックが出来る」と言うような意味のことが書かれています。移動中や帰宅途中が無駄なく使えるというわけです。確かに事実かも知れません。道を歩きながらでも、駅のホームを移動中でも、スマホと格闘中のサラリーマンらしき方をよく見かけます。先日、テレビでも放映していましたが、この格闘はとっても危険です。私自身は、スマホは使っていませんが、携帯でも歩きながらの使用は絶対にしないようにしています。駅のホームなどでスマホと向き合いながら歩いてくる人を見かけると、怖くてたまりません。いつぶつかってこられるか、どちらへ向きを変えるかわかりません。うっかりぶつかられて、線路にでも落とされたらたまりません。いくら業務効率を上げることが出来ても、見知らぬ人に怪我をさせては何もなりません。スマホと格闘しなければならない急ぎの仕事があるなら、せめて立ち止まってから行って下さい。歩く時は、前後左右の安全を確認することが第一です。仕事はその次です。

もう一つ気になることを書いておきます。
これも、会社へ戻らなくても、いろいろな仕事が出来るようになったことに関してです。スマホによって、仕事から仕事の移動中に、無駄なく他の仕事が出来るようになったことは、歩きながらとかいった危険な方法でない限り、効率的になったと言えます。しかし、出勤途中とか、帰宅途中とか、さらには帰宅後までとなると、ちょっと問題ではないかと思うのです。これらの時間は、一般のサラリーマンにとっては(特別な勤務体系の人を除いて)勤務時間外です。この時間に会社の仕事を行うなら、時間外勤務手当が支払われなければなりません。勿論、正当に時間外勤務手当を支給されているなら何も言うことはありません。しかし、支給されていない人も随分おられるのではないかと思うのです。タイムレコーダーを押して、退社した後に、会社のメールをチェックしても、翌日になって前日の超過勤務命令を受けるのは難しいでしょう。このような事情で、無償の超過勤務が発生する可能性が増えるのではないかと心配しています。
パソコンが普及し始めた頃にも、このような危険性はありましたが、スマホほどではなかったと思います。私が在職時代、会社でも家でもパソコンは使っていましたが、家のパソコンは会社のネットワークには決して繋ぎませんでした。仕事を家に持って帰る必要のある時は、時間外勤務として処理してもらっていました。しかし、不景気な今の時代、スマホではこのような処理が難しいのではないかと思うのです。
会社も、組合も、このようなケースに十分注意していただきたいと思います。

スマホには、もっともっとメリットもデメリットもあると思うのですが、今日は気になるデメリットを2点でした。

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