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2013/07/05

Windows XPサポート終了まで9ヶ月

半年以上もこのブログの更新をさぼっていました。これから、もう少し頑張って、更新を忘れないようにしようと思っています。

最近「Windows XPのサポート終了まであとxxx日」といった内容の文章を、IT関係の雑誌やネットなどでよく見かけます。2001年に発売開始された「Windows XP」は来年、2014年4月8日にサポートが終了になります。その後は、「Windows XP」に何か危険な問題が出てきても、「マイクロソフトは一切知りませんよ」、というわけです。

我が家にも、1台「Windows XP」搭載のパソコンがあります。これも、来年4月で基本的に終わりです。「Windows XP」は、とても良いOSでした。20年足らず、パソコンを使い続けており、色々なWindows を使いましたが、私が気に入ったのは、Windows NT4.0とWindows XPです。特に、Windows XPは10年以上使い続けた事もあり、最も愛着のあるWinodwsです。

統計の取り方によって、多少は異なるかもしれませんが、現在現役で動いているパソコンの約3割程度はWindows XPだと思われます。特に、業務用に使われているパソコンの場合、4割以上がWindows XPでしょう。パソコンサポートの仕事でお目にかかるお客様のパソコンの4割以上が、今でもWindows XPです。こんなに沢山のパソコンが、来年4月にサポート切れになるのです。切り替えるとなると、多くはWindows 8搭載のパソコンになると思われます。見た目も、使い方もWindows XPとは大きな違いがあります。来年春は、大変な事になる予感がします。

それにしても、これだけ普及して、使いやすいOS、Windows XPをもう少し長く使えるようにできないのでしょうか?ネット上などで、よく見る意見は、「マイクロソフトは10年以上もサポートし続けたのです。もう、切り替えるのが当然です。今まで放っておいて、呆れます。」というものです。特に、IT関係の仕事をしている方から、このような意見をよく聞きます。私は、このような意見にどうしても違和感があります。多くのユーザーが、まだWindows XPを使い続けたいのです。

新しいOSに切り替えたくないのには、パソコンの使用方法によって、いくつかの理由があります。
その一つは、まだまだ元を取るほどに、十分使っていな場合です。毎日数時間、年中パソコンを使って仕事をしている方なら、10年も使えば十分に使ったと言えるかもしれません。しかし、皆が皆、そんなにパソコンを使い倒しているわけではないのです。Windows XPが発売開始された10年余り前と言えば、ブロードバンドがようやく普及し始めた頃です。流行の波に乗って、パソコンを買ってみたが、そんなに使うこともなく、ずっと家の隅に眠らせていた方も多いようです。休みの日、たまにパソコンを触るだけの人、年に数回、年賀状や暑中見舞いを作ったり、旅行に行った時の写真を整理するためだけに使う人もいるのです。このような方にとっては、20万円以上もした高価なパソコンで、まだ十分に使えるのなら、使い続けたいのは当然だと思います。まだまだ、元は取っていないのですから。私は、このような方を沢山知っています。

新しいOSに切り替えたくない理由、その2は、Windows XPパソコンを買って、まだ数年しか経っていないという場合です。Windows XPは、10年以上前のOSとはいえ、数年前まで売られていたのです。マイクロソフトは、Windows XPを2008年まで出荷していました。私が今持っている、ネットブックは、2009年の春に購入したのですが、Windows XPが搭載されています。つまり、2009年春には、Windows XP搭載のパソコンが販売されていたのです。私のネットブックは、日本の大手家電メーカー製のものを、大手家電量販店で、正規に買ったものです。決して、中古再生品などではありません。このネットブックは、買ってからまだ4年余りしか経っていないのです。マイクロソフトは10年以上もWindows XPをサポートし続けたと言いますが、実際にWindows XPを最後に売ってからは、まだ5年しか経っていないのです。マイクロソフトは、買ってわずか5年で、捨てろというのでしょうか?

新しいOSに切り替えたくない理由、その3は、機能的に買い換える必要がないからです。私が、Windows XPパソコンを最初に使い出したのは、2002年です。パソコンの設定やトラブル処理などの仕事をしているので、かなり使い倒したと思っています。この時買ったパソコンは、もうありません。現在、メインに使っているパソコンは、Windows 7が搭載されています。今も、1日の大部分は、パソコンと向き合っています。今、毎日パソコンで行っている仕事は、2002年にWindows XPを使い始めた頃と、ほとんど変わりません。メールを送受信したり、ワープロソフトや表計算ソフトを使ったり、インターネットで資料を探したり、スケジュールを管理したり、ホームページやブログを更新したり、たまには、息抜きに音楽を聴いたり。その他にも、色々とパソコンソフトを使っています。

このように、日々色々な仕事にパソコンを使っていますが、そのほとんどはWindows XPパソコンで可能です。今メインに使っている、Windows 7でないと行えない作業なんて全くありません。、メインのパソコンのOSをWindows XPに変えられても、今使っているソフトはほぼ問題なく、動作するでしょう。ワードやエクセルは、まだOffice 2003を使っています。10年以上前のWindows で、10年以上前のソフトでも、今現在行っている仕事の大部分は、問題なく行えるのです。Windows XPの後、Windows Vista、Windows 7と発売されましたが、パソコン上で必要なソフトを動かして、仕事をするという面から考えると、これらのWindows は必要ないのです。Windows XPで十分なのです。

パソコンが広く普及しだしたWindows 95時代は、様々なソフトも発展途上でした。ワープロソフト等も、年々機能が充実していきました。そのため、数年に一度は、バージョンアップが必要でした。その度に、容量も大きくなり、OSも高機能化が必要でした。しかし、Windows XP時代には、OSもソフトも、基本的な機能は十分になり、10年以上経った今でも、十分使用に耐えるのです。特に新しいものに切り替える必要はないのです。企業で、Windows XPがまだ沢山動いているのも、多くはこのように買い換える必要性がないからでしょう。

新しいOSに切り替えたくない理由、その4は、新しい操作を覚えるのが面倒なことです。Windowsはバージョンアップする度に、操作方法が大きく変わってきました。特に、Windows XP以降、その傾向が強いようです。Windows 8など、今までと全く違ったOSのようです。もし、自動車で、こんなに大きく操作方法が変わったら、大変なことです。今まで、ハンドルは手で、クラッチは左脚で、アクセルとブレーキは右足で操作していたものを、新型車両は、ハンドルは右足で、クラッチは右手で、ブレーキは左手で、アクセルは左脚で操作するように変わったら、どうするでしょうか?多分、あちこちで事故だらけでしょう。

マイクロソフトは、Windowsをバージョンアップする度に、これに匹敵するような操作方法の変更を行ってきたのです。一部のパソコン専門家や、趣味の人以外は、Windowsの操作を楽しむために、パソコンを使っているわけではないのです。多くのパソコンユーザーは、自分の仕事をこなすためであったり、情報を得るためであったり、メールを送るためであったり、様々な日常の仕事を便利に、効率的に行うために、パソコンを使用しているのです。Windowsが変わる度に、Windowsの操作方法を覚え直す事など、面倒なだけなのです。パソコンの操作など、一度覚えたら、それで十分なのです。OSやソフトが変わる度に、新しく覚えることなど、決してやりたくないのです。
だから、たいして問題が無いなら、Windowsのバージョンアップなどしたくないのです。特に、企業などで、仕事のためにパソコンを使っている人は、操作方法が変わって、操作ミスを起こす可能性のある、OSのバージョンアップなど、「百害あって一利無し」なのです。このように見てみると、インターフェースの変更や、操作方法の変更がかえってOSのバージョンアップを阻害している面も多々あるように思います。

新しいOSに切り替えたくない理由、その5は、膨大な費用をかけたシステムに、組み込まれているケースです。企業の業務に合わせて、特別に作成された専用プログラムが組み込まれているような場合です。ただパソコン一台を切り替えるのとは違うのです。パソコンのOSが替わると、プログラムを一から作り替える必要がある場合もあります。システム全体を入れ替える必要がある場合もあります。10万円のパソコン一台買うのとは違うのです。膨大な費用が必要になるかもしれません。簡単に数年で交換できるものではない場合も多いのです。

確かに、メーカーとしては、10年以上も追加料金無しで、サポートを続けるのは大変かもしれません。バージョンアップによって、新しいバージョンを売らなければ、儲からないのも事実かも知れません。しかし、多くのユーザーは、強引に、無理矢理バージョンアップされるのを望んではいません。

私は、無料ではなく、1年に1000円とか2,000円程度のサポート料金を徴収して、出来る限り長期間のサポートを続けるようなシステムを考えても良いのではないかと思います。これにより、ハードウエアが壊れない限り、10年間でも10,000~20,000円程度の費用で使い続ける事ができます。5~6年で買い換えさせられることを考えれば、お互いにハッピーではないでしょうか?マイクロソフトも、短期間に強引に買い換えさせるのではなく、このような新しいシステムを考えて欲しいものです。


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コメント

その通りですね。

ハードウェアが全く正常なのにね。
納得しがたいね。

マイクロがサポートしなくても
どこかのセキュリティソフト企業がXPサポを
格安で出したら有難いんだけど。

投稿: Makoto | 2013/07/31 20:26

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