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2014年3月

2014/03/19

Windows XPサポート終了

2014年4月9日でWindows XP、Microsoft Office 2003、Internet Explorer 6の公式サポートが終了します。
サポートが終了すると、セキュリティーなどに問題が出てきても、修正のプログラムなどは提供されません。そのまま使い続けると、自分のパソコンだけでなく、ネットを通して、他のシステムにも大きな問題を引き起こしかねません。安全のためには、新しいバージョンに更新する必要があります。しかし、長年使い続けられていたため、更新が間に合うか危惧されています。これらの諸問題を総称して、2014年問題と言われているようです。

2014年問題、特にWindows XPのサポート終了に関する問題は、ネット上やマスコミなどでは、主に企業の、業務用パソコンの更新にスポットが当てられています。Windows XP以後の新しいWindowsの使い勝手の問題、企業の経費の問題等々から、業務用パソコンの、新バージョンへの更新が進まず、最近になって大きな問題となっているのは確かです。

一方、個人用パソコンについては、あまり触れられていません。しかし、私は、案外個人用パソコンの中に、Windows XPがかなり残っているのではないかと思っています。
最近になって、10年近く前にネット接続のサポートを行ったお客様から、調子が悪いので見て欲しいと電話をいただき、伺うと、10年前に買ったWindows XPがまだあったと言うことはよくあります。

10数年前、某S社が、街角でADSLモデムを「ただ」で配ったりしていた、ブロードバンドの夜明けの頃、一体何が出来るのかも考えずに、家電量販店などに奨められるままに、パソコンを買った人達が、沢山おられました。多くの方は、自分で勉強したり、パソコン教室へ通ったりして、パソコンを使えるようになられました。しかし、パソコンに、ほとんど手を触れることもなく、10年ほどが経ってしまった人も案外多いのです。
ADSL使用料とプロバイダーの接続料を、無駄に10年間払い続けた人を沢山知っています。
このような方が、定年を迎え、ゆっくりパソコンでも勉強しようと、超久々にパソコンのスイッチを入れ、「動かないよ、見てくれませんか?」と、パソコンサポートをしている私に、電話してこられるのです。「見てあげるけど、このパソコン、もうすぐ使えないですよ。買い換えを考えないと駄目ですよ。」と言うと、相手はびっくりしておられます。

10年間も、ネットに接続できる環境を持っていながら、一度も接続したことがなく、Windows XPのサポートが終了するなんて、全くご存じないのです。2014年問題は、ネット上では随分前から、取り上げられていますが、新聞等従来のマスコミでは、それほど大きく取り上げられているとは言えません。ネットを利用しない人々がほとんど知らないのは当然です。

企業の業務用パソコンでは、Windows XPから、新OSへの切り替えが多少遅れても、担当者はそれなりに危険を知っているでしょう。だから、安全には気を配るでしょう。
しかし、個人は、そうはいきません。10年ほども前に、パソコンを買って、持ち続けているが、ほとんど使ったことがないという人達も多いのですから。

今と違って、当時パソコンはけっこう高価でした。まだまだ、使えると思っている人も多いのではないでしょうか。私は、このような人たちが、久々にパソコンを起ち上げて、ネットに接続して、ウイルス感染等、セキュリティーのトラブルに遭ったりしないか、とても心配しています。
マイクロソフトをはじめとして、様々なパソコン関係の業界の方々、マスコミ関係の方々、Windows XP等のサポート終了についての問題を、ネット以外のマスコミで、もっと取り上げて、危険を知らせていただきたいと思っています。

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2014/03/04

メールの開封確認

最近、受信メールに、「開封確認」の要求が付いているものが幾つか見受けられます。

20年近くメールを利用しており、「開封確認」という機能は知っていましたが、最近まで、「開封確認」を要求するメールは、一度も受け取ったことはなく、「開封確認」の要求を付けたメールを送ったこともありませんでした。
ところが、何故か近頃、見るようになったのです。一送信者からだけでなく、いくつかの送信者からのメールで見受けるので、何の偶然か不思議です。
そこで、今日は「開封確認」について書いておくことにします。

送信者は、メールを送る時に、「このメールを必ず読んでほしい!読んでくれたかどうか早く知りたい」と思った時、「開封確認」を付けて送ることが出来ます(送れないメールソフトもある)。
受信者が、「開封確認」付きメールを受け取ると、(設定によって異なりますが、例えば)開く時に「開封確認」のメッセージを送るかどうか尋ねるダイアログが表示されます。ここで、メッセージを送るボタンをクリックすれば、送信者に「このメールは、abcd@efgxxxxx(受信者のメールアドレス)宛てに送信されたメールに対する開封確認です。メールが開封されました。」というメッセージのメールが送られます。このメッセージにより、送信者は、受信者がメールを読んだであろうと認識し、安心するわけです。

「開封確認」は全てのメールソフトで使用できるわけではありません。Outlook Express、Outlook、Windows Live メール等マイクロソフト製ソフトや、Becky! Internet Mail、ジャストシステム製のShuriken等が対応していますが、対応していないメールソフトもあります。対応しているソフトでも受信時に、「(開封しましたという)開封確認のメッセージを常に送らない」ように設定することも、常に「開封確認メッセージを送る」ように設定することも、メールによって送るか送らないか選択することもできます。
送信時も、「開封確認」の要求をしないようにも、必要なメールのみ要求するようにも、常に要求するようにも、設定することが可能です。

そこで、送信側・受信側共に利用可能なメールソフトを利用し、利用可能な設定にした場合のみ「開封確認」機能は有効に働くのです。したがって、利用したくても、利用できるかどうかは自分の環境と、相手次第なのです。

実際には、送信側も、受信側も、常に利用できるような設定にしている人は少ないでしょう。多くの方が利用しているメールソフトであるWindows Live メールでも、初期設定は、常に利用できるようには設定されていません。
私は、メール送信では、常に「開封確認」など要求しないようにしています。
受信時は、「開封確認」を要求するメールを受け取っても、「開封確認」のメッセージは一切送りません。

基本的に、メールは、絶体確実に相手に届くものではありません。また、届いても、相手が確実に読んでくれるとは限りません。実際に、送信したメールが相手に届かず、行方不明になった経験もあります。メールは、その程度のものだと考えて、利用しています。確実に相手に届けたいのなら、そして届いたことを確認したいのなら、内容証明郵便や簡易書留を使うとか、電話で直接話すことを選びます。

一方、「開封確認」付きメールを送ってきた人は、こちらが、どんなメールソフトを使っているかとか、どんな設定で使っているのかもわからず、勝手に「開封確認」を要求するメールを送ってきているのですから、「開封確認」を送らないことにしているのです。送らなくても、失礼にはならないと思います。

メールは、受け取った人が、必要だと思えば読み、必要ないと思えば無視するものであり、送信した人が、「読んでくれ」と強要するものではないと思います。読むことを強要することになる「開封確認」の要求は、受け取った人に失礼だと思われても仕方ないでしょう。

私は、この機能はあまり使わない方が良いと考えています。どうしても、使いたい時は、相手の状況、自分との関係、メール内容等に十分注意して、ご利用下さい。

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